2018/04/09 ニュース
再エネ導入を志向する中小企業に低利融資制度 徳島県

 徳島県はこのほど、再生可能エネルギー発電設備の導入を予定している中小企業経営者向けに「自然エネルギー立県とくしま推進資金貸付制度」を創設した。融資限度額は1億円だが、出力1MW以上の太陽光発電設備と風力発電設備、出力200kW以上の小水力発電設備には2億円まで融資する。利率は1.6%以内(返済期間が5年以内)~1.9%以内(メガソーラーなどの特別枠、15年以内)となっている。保証協会の保証を付けない場合は,融資利率に0.3%が上乗せされるという。融資対象となるのは、▽太陽光、風力など自然エネルギー発電設備などの導入経費、▽LED設備の導入経費、▽リチウムイオン蓄電設備の導入経費、▽電気自動車、プラグインハイブリッド車など次世代自動車の導入経費--とされる。同制度は阿波銀行、徳島銀行、徳島信用金庫など県内の7金融機関で扱っている。