神戸製鋼所は4月4日の取締役会で、兵庫県神戸市で計画中の電力供給事業を新設する会社に承継させることを決めた。5月11日付で、全額出資で設立する新会社「コベルコパワー神戸第二」(神戸市)に事業を譲渡する。計画中の発電事業は、神戸市の高炉跡地に発電規模130万kW(65万kW×2系列)の発電設備「神戸製鉄所火力発電所(仮称)」を増設するもの。2015年3月には、同社と関西電力が電力受給契約を締結しており、新設備は微粉炭焚きの超々臨界圧発電設備となる。1号系列は2021年度、2号系列は2022年度にそれぞれ稼動する予定。今回の会社分割と事業譲渡は、同事業に関わる資金調達のためとされる。現在環境アセスメントは順調に進んでおり、今年半ばにも着工する見通し。
2018/04/09 ニュース
神鋼、計画中の火力発電事業を新会社が継承
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