2018/03/26 ニュース
分散型発電市場向けにGTCCプラントを売り込み 川崎重工
 川崎重工業は3月22日、自社製ガスタービン「L30A」を主機としたコンバインドサイクル発電プラント(GTCC)の開発を完了し、営業活動を始めると発表した。L30Aの出力は約30MWで、プラントはL30Aと排熱回収ボイラーが2基ずつ、蒸気タービン1基が基本的な構成とされる。GTCCの場合、発電効率は出力約100MWで55.2%、約90MWで54.4%と高効率だという。同社は新規導入や設備更新が進む分散型発電市場向けに欧州、アジアの販売拠点を活用してプラントを売り込んでいく。