2018/03/22 ニュース
自社ダムを活用した小水力設備が稼動 中部電力

 中部電力は3月20日、同社が所有する奥泉ダム(静岡市)の右岸直下で建設していた小水力発電設備「新奥泉水力発電所」が完成し稼動したと発表した。新設備は動植物の保護、漁業、景観、流水の清潔の保持等の機能を確保するための河川維持流量を利用し発電する。最大出力は320kW、年間発電量は130万kWhで、昨年2月9日に着工していた。なお、新設備は同社の社内試験結果から、発電出力を当初の290kWから320kWに引き上げている。