2018/03/22 ニュース
山形銀行、新年度から再エネ案件の専門部署を立ち上げ

 山形銀行(山形市)は3月16日、「ストラクチャードファイナンス推進室」を営業支援部地域振興推進室内に設置すると発表した。4月1日付で実施される本部の組織改正に伴う動きで、県内で高いニーズがある再生可能エネルギー(再エネ)発電事業など、電力事業向けのファイナンス推進体制を強化する。同時に、今後ニーズの高まりが予想されるPFI事業向けにも注力する。推進室には専門の担当者やノウハウ、情報を集約させ、案件対応の質とスピードを高めるという。推進室の主な業務内容は、▽再エネ事業向けプロジェクト・ファイナンスのアレンジメント業務、▽再エネ事業、先端火力発電などに組成されるシンジケートローンへのレンダー参加、▽新たなファイナンススキームの調査・研究、▽PFI事業向け融資のアレンジメント業務、▽各種ファイナンスのエージェント(管理)業務--となっている。