2018/03/05 ニュース
経産省、エネファーム導入で最大12万円を補助へ

 経済産業省は2月26日、来年度予算案「燃料電池の利用拡大に向けたエネファーム等導入支援事業費補助金」のうち、家庭用燃料電池システム導入支援事業での補助スキームを策定した。新規にエネファームを導入する世帯に導入費用を一部補助するもので、来年度予算の成立が前提となっている。スキーム案では、本体価格と工事費の合計が基準価格以下の場合、固体高分子系燃料電池(PEFC)は6万円、固体酸化物形燃料電池(SOFC)は12万円を補助する予定にしている。導入費用が基準価格は上回るが、裾切価格以下の場合PEFCは3万円、SOFCは6万円をそれぞれ補助する予定。この場合の基準価格は、PEFCが96万円、SOFCが134万円と想定している。裾切価格はPEFCが111万円、SOFCが146万円と試算する。