2018/03/02 ニュース
IHI、住友グループ向けにガスタービン発電設備を受注
 IHIは2月27日、住友共同電力(愛媛県新居浜市)向けに15万kW級ガスタービン発電設備の建設工事を受注したと発表した。新設備は住友化学愛媛工場の新居浜地区内に建設され、2022年6月の完工を予定している。受注形態は、設計から試運転まで一括して請け負うフルターンキーという。 同社は、米ゼネラル・エレクトリックが開発した航空転用型ガスタービン「LM6000PF」を3基主機として導入する。コンバインドサイクル発電方式のため、排熱回収ボイラを3基、蒸気タービンを2基同時に設置する。このほか、同工場で発生する水素の有効利用や、工場内に蒸気を供給するコージェネレーションシステムも構築し、省エネルギーとCO2排出量の低減を同時に実現する。