2018/02/21 ニュース
日新電機、蓄電池用新型PCSで20年に10億の売り上げ目指す

 日新電機は2月19日、汎用タイプの625kVA蓄電池用交直変換装置(PCS)を開発し発売したと発表した。この新製品も含め、同社は2020年に蓄電池用PCS(蓄電池システム含む)で10億円の売上高を目指す。新製品は屋内自立型で、定格出力は625kVA、変換効率は97%以上(定格運転時)となっている。リチウムイオン電池や鉛電池、NAS電池など幅広い電池に対応し、負荷平準化の自動運転中でも上位通信からの充放電指令に応答可能。今注目されているヴァーチャル・パワー・プラント(VPP)向けにも最適という。同社は、2020年に予定されている発送電分離に伴う電力の需給調整力などとして、需要の拡大を見込み新製品を開発した。