三菱重工業（MHI）とヴェスタス・ウィンド・システムズは1月16日、両社の合弁会社MHIヴェスタスの新最高経営責任者（CEO）と共同CEOを4月1日付で任命すると発表した。新CEOにはフィリップ・カバフィアン氏を、共同CEOにはラース・ボンド・コースコー氏をそれぞれ任命する。今回の人事は、両社の合弁契約に盛り込まれた4年ごとに経営トップを変更する条項に基づき行われる。カバフィアン氏は仏アレバ、米ゼネラル・エレクトリックの風力発電部門などで25年の経験を持つ。直近の6年間はアドウェンの会長職などを務めていた。一方、コースコー氏はシーメンス・ウィンド・パワーで風力事業を手掛けた経験などがあり、 2010年には、独風力発電設備企業のノルデックスに最高販売責任者として入社。その後CEOに昇格している。