2017/12/25 ニュース
住友重機械、中国電力合弁からバイオマス高混焼発電設備を受注

 住友重機械工業は12月22日、海田バイオマスパワーから「海田発電所」の発電設備一式(出力112MW)を受注したと発表した。新設備は広島県海田町に建設され、木質ペレットや県内で産出する未利用間伐材など主燃料にする。同社が得意分野とする循環流動層ボイラーと蒸気タービンなどで構成し、2021年3月の稼働を予定している。今回の商談は、同社が築いてきたバイオマス発電分野での循環流動層ボイラーの納入実績などが評価され、受注に結び付いた。海田バイオマスパワーは、中国電力などが合弁で設立した発電事業会社。