岩谷産業とトクヤマは12月18日、両社の合弁会社、山口リキッドハイドロジェン(大阪市)が液化水素の製造能力を増強したと発表した。生産能力を3000L/時×2系列と従来から倍増し、これで年産能力は4000万立法mとなる。両社は、液化水素が燃料電池自動車や燃料電池バス向けに大幅な需要増が見込めるとして、生産能力の引き上げを決めた。山口リキッドハイドロジェンは、トクヤマ徳山製造所(山口県周南市)の敷地内にあり、トクヤマが苛性ソーダを生産する際発生する水素ガスを受け入れ、精製・液化して液化水素を製造する。製造した液化水素は岩谷産業が販売する。岩谷産業では、今回の増強で液化水素の製造・供給能力が年間8000万立法mから1億立法mに拡大する。
2017/12/20 ニュース
岩谷・トクヤマ、合弁会社が液化水素の製造能力を増強
2017/12/20
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