産廃処理大手のタケエイは12月18日、福島県から「平成29年度地域復興実用化開発等促進事業費補助金」の交付決定通知を受領したと発表した。同社は、発電用燃料に使用する、建設廃棄物を加工して製造する廃プラスチック固形化燃料(RPF)の製造技術を開発している。今回の補助金申請はその開発費用を賄うためで、交付額は8384万円と開発予定金額1億6768万円の半額を受領する見通し。交付予定日は、補助対象事業に関する検査が終了する2018年3月下旬という。 同社は、建設廃棄物から無機物質を取り除くプロセスの実証を行い、来年度以降はAIロボット・高度光学センサーの技術で素材を自動選別した高品質RPFの製造を予定している。また、将来的には地産地消型発電モデルの構築、安価なクリーンエネルギーを用いた電解水素の製造に関与する事業の事業化なども検討する。技術開発は同社の相馬事業所(福島県相馬市)で行われている。
2017/12/20 ニュース
タケエイ、廃棄物燃料開発で福島県から補助金を獲得へ
2017/12/20
2017/12/20
2017/12/20
2017/12/18
2017/12/18