2017/12/18 ニュース
ユーラス、豪州で風力・太陽光の複合発電設備を着工

 ユーラスエナジーホールディングスは12月13日、風力・太陽光・蓄電池を併用するハイブリッド発電設備の起工式を11日に開催したと発表した。同事業は、オーストラリア・クイーンズランド州に風力(出力4万3200kW)、太陽光(1万5000kW・AC)、蓄電池(容量2000kW/4000kWh)からなる複合発電設備「ケネディエナジーパーク」を建設・運営するもの。風力発電機はヴェスタス製の3600kW型機を12基、太陽光パネルはジンコソーラー製のものを5万5680枚使用する。発電する電力はクイーンズランド州政府系の発電会社、CSエナジーに売電し、2018年10月の稼働を見込む。この案件は同国の風力発電業者、ウィンドラボ・ディベロップメントと折半出資で推進しており、豪州再エネ機関から無利子の融資と、再エネ金融公社の長期ファイナンスを供与されて推進される。