2017/10/20 ニュース
丸紅、茅野市で小水力設備2か所を稼働

 丸紅は10月19日、長野県茅野市で整備していた小水力発電所設備「蓼科第三発電所」、「蓼科第四発電所」が稼動したと発表した。同社の完全子会社、三峰川電力(東京都中央区)が建設していたもので、今年8月に完工し、9月1日から稼働している。出力は蓼科第三発電所が93kW、蓼科第四発電所が145kWとなっている。新設備は、茅野市糸萱区(いとにある滝之湯堰土地改良区農業用水路と、泉野槻木区にある大河原堰土地改良区農業用水路にそれぞれ設置された。三峰川電力はこれに先立ち、蓼科発電所(2011年6月稼働、出力260kW)と蓼科第二発電所(2014年1月稼働、141kW)を稼働させている、新設備はこれら既設設備と同エリアにあり、メンテナンスの効率化などが期待されている。