三菱自動車工業は10月19日、自社のプラグインハイブリッド車『アウトランダーPHEV』の車載蓄電池を活用した系統安定化の実証実験を始めると発表した。欧州の電動車両向け充電サービス事業会社ニューモーション(本社アムステルダム)、オランダの国営送電会社テネット(本社アーネム)と共同で実施する。この実証は、まずニューモーションがアムステルダム市内の家庭などに10台の電動車用充放電チャージャーを新設する。そこに停車中のアウトランダーを接続し、不意の電源喪失や電力周波数の調整に備えるための予備電力市場に、これで得られる電力を提供する。欧州の系統運用者は、不意の電源喪失や大規模停電等に備えるために一定の予備電力を確保する手段として市場取引を活用している。
2017/10/20 ニュース
三菱自動車、PHEVを活用した電力系統安定化で実証を開始
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