中部電力は9月20日、自社の発電所10か所の火力発電設備を冷却する水素を自社で製造すると発表した。新名古屋火力発電所(名古屋市)構内に水素製造装置を設置し、2019年3月から製造を始める。同社は、自社での水素製造は新たな知見を獲得し、今後の水素エネルギー利用に役立てるためとしている。水素は天然ガスから水蒸気改質法で製造し、年間約12tを製造する。製造した水素を使用するのは新名古屋火力発電所のほか四日市火力発電所(四日市市)、尾鷲三田火力発電所(尾鷲市)などで、上越火力発電所(新潟県上越市)を除く全火力発電所で使用する。同社の火力発電設備は、発電機の冷却に、冷却効果の高い水素を機内に封入して使用している。
2017/09/21 ニュース
中部電力、10か所の火力設備を冷却する水素を自家製造
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