トーエネックは9月14日、夜間にドローンで太陽光発電設備を撮影し、故障ポイントを特定する技術を確立したと発表した。太陽光発電設備が夜間に発電しないことに着目し、電源の操作技術者とドローン操縦者の2名で測定する。診断は、太陽電池モジュールに電流を流して表面を動画撮影するが、このとき正常なモジュールは明るく、異常な部分は暗く写るという。その明暗で太陽電池内部に発生する電池の劣化発生箇所などを特定・診断できる。同社はこの技術を取り入れ、5月から提供している「オンサイトEL測定サービス」を改良し、10月から新サービスを提供する予定。提供価格は設備規模により異なるが、出力500kWの地上設置型太陽光発電設備を診断した場合約50万円とされる。同社は、出力50kW以上の設備を保有する顧客に新サービスを売り込みたい考え。
2017/09/15 ニュース
トーエネック、太陽電池を夜間の空撮で診断する技術を開発
2017/09/15
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