リコーは9月13日、静岡県御殿場市と、まちづくりを進展する先端技術開発などに係る連携協定を締結したと発表した。この協定は、市内の同社環境事業開発センターなどで開発している技術の活用を促進し、市の進めるエコガーデンシティ構想を早期に実現するためという。両者は、昨年末から木質バイオマスエネルギーの地産地消モデルの確立で協働するなど、個別分野で連携してきていた。今回の協定はそれをさらに進めるもので、▽マイクロ水力発電など、再生可能エネルギー創出の実証試験、▽未利用間伐材などバイオマス利活用の推進、▽スマートファシリティなど、IoT活用技術の実証試験－－など7項目で具体的に連携していく。連携内容には農業分野や環境保全などでの協力も含まれている。