2017/08/29 ニュース
北海道電力、風力導入拡大の実証試験で追加設備を選定
 北海道電力は8月24日、風力発電導入を拡大するための実証試験で、新たに実証試験に参加する風力発電設備を選定したと発表した。この実証試験は東京電力パワーグリッドと実施するもので、20万kW分の設備を募集していた。しかし、実施案件の事業断念や発電設備容量の減少などで、募集未達分が6.35万kW分残っていた。今回の選定はこれを補うもので、3月14日に実施案件候補を選定する抽選会を実施。抽選で決まった連系優先順位に沿って、系統連系を検討した結果、6設備を選定した。すべての実施案件は2021年3月までに順次、稼働する予定という。選定された実施案件の実施事業者と予定出力は以下の通り。
 ▽グリーンパワー(建設予定地・苫前町、予定出力1990kW)、▽ジャパン・リニューアブル・エナジー(古平町、4990kW)、▽大地堂(函館市、4990kW)、▽電源開発(上ノ国町、4万1532kW)、▽稚内AIセンター(古平町、4999kW)、▽同(石狩市、4999kW)