千代田化工建設が8月9日に発表した平成30年3月期第1四半期連結決算によると、同期の業績は売上高1178億5800万円(前年同期比11.8%減)、営業利益5億8400万円(83.4%減)、経常利益9億9600万円(88.8%減)、当期利益1億6500万円(95.5%減)の大幅減益となった。これは連結完成工事高の減少と、一部の海外案件で建設工事費用の増加が見込まれるためとしている。主要4分野中、再エネ関連を含む医薬・生化学・一般化学・環境・インフラ分野の受注高は43億9300万円、完成工事高は73億5400万円、受注残高は604億1800万円といずれも前年同期を上回った。同分野では大規模太陽光発電設備の設計施工を遂行中で、ユーグレナ向けのバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラントを、2018年10月の完成予定で建設中。その他新分野として、アジアから水素を調達し国内の発電所で燃料とする実証プロジェクトを2020年の実施予定で計画している。通期は全社で売上高4300億円(28.8%減)、営業利益85億円(45.8%減)、経常利益100億円、当期利益50億円と減収が続く見込み。
2017/08/21 ニュース
海外案件で工事費用が膨れ上がり減収減益 千代田化工建設
2017/08/21
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