2017/08/14 ニュース
設備譲渡の後ろ倒しで再エネ事業53%の減益 ジオネクスト

 ジオネクストが8月10日に発表した平成29年12月期第2四半期連結決算によると、同期の業績は売上高2億4700万円(前年同期比35.1%減)、営業損失1600万円(前年同期は8100万円の営業利益)、経常損失6400万円(8300万円の経常利益)、当期損失6500万円(2000万円の当期利益)の最終赤字となった。主要3事業中、再生可能エネルギー事業の売上高は1億6556万円(36.3%減)、営業利益は7484万円(52.9%減)と大きく落ち込んだ。同期に取得した太陽光発電設備の売電収入が計上された一方で、発電所の譲渡に必要な諸手続きに時間がかかり、同期に売り上げ計上を見込んでいた案件が同期以降にずれ込んだことなどが災いした。通期は全社で売上高22億4600万円(278.7%増)、営業利益1億6600万円(146.4%増)、経常利益6600万円、当期利益6300万円と大幅な増収を見込む。