2017/08/02 ニュース
三菱UFJリースなど3社、アイルランドで風力発電事業に出資参画
 三菱UFJリースは7月31日、アイルランドの風力発電事業者エヴァレイアー(本社・アイルランド・コーク市)に出資すると発表した。エヴァレイア―の株式60%を買収し、同国で風力発電事業に参画する。買収は同社、双日の子会社ミライパワー・ヨーロッパ、関西電力の子会社ケーピック・ネザーランドが設立したシャムロック・ウインド(本社・ロンドン)を通じて取得する。今後、現地当局での手続きなどを経て、8月下旬以降に株式取得が完了する見通し。これで同社は、シャムロック・ウインドを通じてエヴァレイアーの株式6.7%を保有する。双日グループの持分は29.3%で、関電グループは24%を保有する。
 
 エヴァレイアーは、アイルランドで5か所の風力発電所(総発電容量223MW)を保有し、、このうち4か所は稼働している。残りの1か所も2018年に稼働する予定で、発電する電力はアイルランドの電力卸売市場に供給される。同社が海外での発電事業に参画するのは今回が初めてとなる。