2017/07/28 ニュース
富士電機、太陽光の大口案件など寄与し増収増益
 富士電機が7月27日に発表した平成30年3月期第1四半期連結決算によると、同期の業績は売上高1734億6000万円(前年同期比5.1%増)、営業利益28億2000万円(23.3%増)、経常利益27億9300万円(843.6%増)、当期利益11億3200万円(前年同期は7億2100万円の当期損失)と増収増益を確保した。主要6部門中、発電部門の業績は売上高170億円(21%増)、 営業損益8億円(2億円減)で、太陽光発電システムの大口案件増加などが売上高を押し上げた。反面、案件差などが影響し、営業損益は前年同期を下回った。パワエレシステム・エネルギーソリューション部門は売上高426億円(8%減)、 営業損益15億円(2億円増)と増益だったが、同部門のエネルギーマネジメント分野でスマートメーターが減少。同分野は売上高、営業損益ともに前年同期を下回った。通期は全社で売上高8500億円(1.5%増)、営業利益480億円(7.4%増)、経常利益470億円(1.5%増)、当期利益290億円(29.2%減)と最終減益を見込む。