2017/07/24 ニュース
三井物産、英国で水力発電事業の持ち株を売却

 三井物産は7月21日、英国で出資参画していたファースト・ハイドロ揚水発電事業の自社保有株を売却すると発表した。5月に公表した新中期経営計画に盛り込んだ、定常的な戦略的資産リサイクルの一環だとしている。同事業は、英ウェールズ州のディノウィグ発電所(1728MW)とフェスティニオグ発電所(360MW)の2発電所を運営するもの。同社は旧インターナショナル・パワー(現ENGIE)と共同で設立した投資会社、IPMホールディングス (UK)リミテッドを通じて出資していた。出資比率は25%で、この持ち分を全てを世界最大級の再生可能エネルギー専門上場ファンド、ブルックフィールド・リニューアブル・パートナーズに売却する。既に両社間で株式譲渡契約を締結ずみという。