シンワアートオークションが7月14日に発表した平成29年5月期決算短信によると、同期の業績は売上高53億4800万円(前期比37.2%増)、営業利益3億6400万円(2.3%増)、経常利益3億300万円(8.7%減)、当期利益1億6600万円(1.3%増)の最終増益となった。主要3事業中、エネルギー関連事業の業績は売上高が44億2176万円(62.9%増)、セグメント利益は4億7924万円(78%増)となった。出力50kW程度の低圧型太陽光発電設備は、同期に193基(前期は101基、91.1%増)を販売した。生産性向上設備投資促進税制で、50%の特別償却を受けたい顧客が多く、優遇税制措置期限の3月末まで販売は順調に推移した。4月以降も利回りに着目した需要が根強く、同社は需要の伸び悩みを予想していたが販売数を積み増した。また、子会社が保有する太陽光発電設備からの売電収入も売上高に貢献した。並行して、バイオマス発電設備の燃料となるパームヤシ殻(PKS)を扱うため、SHINWA APEC MALAYSIA SDN. BHD.を取得した。今期は、太陽光発電設備の利回りに着目した需要を開拓する。このほか、PKS事業も早期に育成し、収益を上げられるようにする。今期は全社で売上高59億6000万円(11.5%増)、営業利益4億3200万円(18.6%増)、経常利益3億7400万円(23.5%増)、当期利益2億2700万円(37%増)と増収増益を見込む。
2017/07/18 ニュース
低出力太陽光の販売数が91.1%増に シンワアート
2017/07/18
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