群馬県環境エネルギー課はこのほど、昨年度に実施した小水力発電有望地点調査の結果を取りまとめた。県は調査結果から、導入可能性のある地点を13か所選定した。調査では、県内の砂防堰堤2436基から、堰堤の高さが一定以上あること、想定した流量による最大出力が一定以上見込めることなどを考慮し、まず検討候補地として28か所を抽出。その後現地調査を実施し、発電所の設置スペースの有無、堰堤付近の地形の状況などを確認して13か所に絞り込んだ。さらにこの13か所を、地点毎の状況に応じた小水力発電モデルに沿って、発電量や売電収入、発電事業の経済性などを試算した。その結果、早期に投資回収が見込まれたのは5か所となった。ただし県は、この5か所以外の8か所も、取水位置をより上流に変えて落差を増やすなど、実施内容を見直せば投資回収の見込みは変動すると思われるとしている。
2017/06/19 ニュース
小水力発電で県内13か所が有望 群馬県
2017/06/19
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2017/06/16
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