2017/06/07 ニュース
東芝、昭和電工から容量100kWの純水素燃料電池システム受注
 東芝は6月5日、昭和電工から容量100kWの純水素燃料電池システムを受注したと発表した。受注したシステムは、大和ハウス工業が建設している「東急REIホテル」(川崎市)に設置され、2018年春に稼働する。今回の導入は、昭和電工が環境省公募の「平成27年度地域連携・低炭素水素技術実証事業」で実施している、廃プラスチックから精製した水素を活用する事業の一環。川崎市臨海部の昭和電工川崎事業所で、廃プラスチックから精製された水素を燃料に使用して発電する。精製した水素は、常時パイプラインで同ホテルに輸送されて電力を供給する。純水素燃料電池システムは、発電する過程で熱が発生するが、この熱もホテル内で有効活用する計画だという。