2017/05/15 ニュース
太陽光関連の減収など響き売上高7%減に 明電舎

 明電舎が5月12日に発表した平成29年3月期連結決算によると、同期の売上高は2201億4100万円(前年同期比7.3%減)、営業利益88億4900万円(15.9%減)、経常利益82億900万円(22.5%減)、当期利益57億4300万円(17.5%減)の減収減益となった。主要5事業中、社会インフラ事業分野の売上高は1265億3000万円(10%減)、営業利益はの32億9700万円(17.0%減)とこちらも減収減益だった。電力・社会システム事業関連は、国内電力会社の設備更新、中小水力発電設備などで需要増が見られた。反面、日系企業の海外生産拠点向け変電・配電設備や、太陽光発電製品が減少し前期比で減収となった。今期は全社で売上高2400億円(9%増)、営業利益100億円(13%増)、経常利益95億円(15.7%増)、当期利益65億円(13.2%増)と増収増益を見込む。