山形県村山総合支庁産業経済部は3月23日、4月1日に最上川中流小水力南舘発電所(山形市)の竣工式を開催すると発表した。同発電所は、国営最上川中流農業水利事業で造成した馬見ケ崎川導水路の落差を利用して発電している小水力発電設備。昭和61年に稼働しているが、稼働後30年が経過し老朽化が目立っていた。今回、最上川中流土地改良区が出資する山形発電がESCO事業として設備を更新し、再稼働となった。年間発電量は6500MWhで、発電量が更新前より増加し収益性が向上した。これは、平成25年3月に発電用の水利権(3/11~5/5の融雪期)を取得し、流水量が増加したためという。売電収入は土地改良施設の維持管理費などに充てられ、組合員の負担軽減を図る。
2017/03/27 ニュース
山形県、最上川水系の小水力設備を更新完了
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