2017/03/23 ニュース
MHPS、メキシコで最新型ガスタービンを2基受注
 三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は3月22日、多国籍電力事業者のイベルドローラ(本社スペイン)から、同社の最新型ガスタービン「M501J」2基と蒸気タービン1基を受注したと発表した。イベルドローラがメキシコのヌエボ・レオン州に建設する天然ガス焚きガスタービンコンバインドサイクル(GTCC)発電設備「エルカルメンGTCC発電所」の中核機器として納入する。新設備の出力は85万kWで、2019年9月の稼働を予定している。この商談では、同社の米国拠点Mitsubishi Hitachi Power Systems Americas, Inc.を通して受注した。
 
 新設備はタービン類のほか、排熱回収ボイラー、発電機などで構成される。同社はタービン類を製作・供給するほか、同社の技術者が現地で据え付けと試運転を指導する。発電機は三菱電機製のものを採用する。同社はイベルドローラから一昨年、昨年と続けてメキシコでの案件を受注しており、今回で3年連続・3回目の受注となる。