2017/01/13 ニュース
シンワアート、発電事業の営業利益21.3%減
 シンワアートオークションが1月12日に発表した平成29年5月期第2四半期連結決算によると、同期の売上高は17億9400万円(前年同期比3.9%増)、営業利益は計上せず(前年同期は1億6900万円の営業利益)、経常損失3600万円(1億6000万円の経常利益)、当期損失3700万円(9600万円の当期利益)の増収減益となった。
 
 主要3事業中、エネルギー関連事業の売上高は13億9843万円(18.3%増)と増収だったが、セグメント利益は1億109万円(21.3%減)となった。出力50kW級の低圧型太陽光発電設備は同期に計61基を販売した。この売上高は、生産性向上設備投資促進税制が目的の需要が相変わらず強かったためだという。自社の設備では、秩父大野原発電所(出力2MW)が昨年10月に稼動を開始している。同社は、同期の業績を前年同期には穂北太陽光発電所を売却したため、売上構成と利益率が前年同期とは大きく異なったとしている。通期は全社で売上高42億9900万円(10.3%増)、営業利益4億1700万円(17.1%増)、経常利益3億8200万円(15.2%増)、当期利益2億2500万円(37.2%増)と増収増益に転じる見込み。