2013/04/19 ニュース
大和ハウス工業、分散型電源完備のコミュニティ像を具体化

 

 大和ハウス工業(大阪市)は、地域特性を活かしたエネルギー問題解決の街づくりモデル「つくば環境スタイル”SMILe”を具現化する住民主導の『サスティナブルコミュニティ』構想」を策定した。葛城土地区画整理事業区域内のC43街区(事業規模5万1420.46㎡、戸建分譲予定戸数175戸、今夏発売予定)で実現に移す。
 
 この構想は、つくば市の「実験低炭素タウン構想」の先導的モデル街区として整備される同地区で、2030年までに1人当たりのCO2排出量を半減する目標を掲げた環境行動指針「つくば環境スタイル“SMILe”」を具現化する住民主導のサスティナブルコミュニティモデルづくりを実現するもの。このうち、再生可能エネルギー関連の取り組みでは、新規戸建街区全戸に家庭用リチウムイオン蓄電池、燃料電池、太陽光発電システムなどを設置し、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスを目指した住宅を整備する。また、全戸に低炭素車用の充電電源、エネルギー・マネジメント・システムを設置。実験低炭素タウン構想の先導的モデル街区形成への第一歩とする。