2016/09/30 ニュース
イーレックス、福岡県のバイオマス発電事業が前進
 新電力のイーレックスは9月29日、福岡県豊前市で予定しているバイオマス発電事業の準備会社設立を決めたと発表した。既に同事業に出資する他の3社と事業の検討に関する合意書を締結しており、今秋にも設備投資を決定する。同事業は、九州高圧コンクリート工業の敷地(豊前市)に、出力約7.5万kWの木質バイオマス発電設備を建設・運営するもの。燃料は木質ペレット、パームヤシ殻を活用し、同社が調達する。新設備は2017年に着工し、2019年度の竣工を見込む。同事業は、6月末に関係会社間で意思決定する方向だったが、各種の評価作業などで検討が停滞。これまで意思決定時期を昨年から計3回延期してきた。同事業に出資参画するのは九電みらいエナジー、九州高圧(いずれも本社福岡市)、豊前開発環境エネルギー(豊前市)の3社。