2016/09/30 ニュース
国交・経産両省で港湾での風車設置基準の検討会設置

 国土交通省と経済産業省は9月28日、両省で「港湾における洋上風力発電施設検討委員会」を設置し、洋上風力発電施設の構造を審査する基準を策定すると発表した。初会合は9月30日、経済産業省別館(東京都千代田区)で開催される。委員長は牛山泉・足利工業大学理事長が務め、当日は審査基準の策定方針と今後のスケジュール、設計技術ワーキンググループの設置などが議論される予定。委員会は、今年5月に港湾法が改正され、風力発電事業者が公募で港湾域にも風力発電設備が設置できるようになったことを受けたもの。両省は、公募制度の円滑な導入を技術的に支援するにはこのような審査基準が必要と考えたため、今回合同で委員会を設置する。