2016/09/28 ニュース
東燃ゼネラル・日揮、室蘭市でバイオマス発電事業に参入
 東燃ゼネラル石油と日揮は9月27日、共同でバイオマス発電事業を実施すると発表した。東燃ゼネラル90%、日揮10%の出資比率で新会社「室蘭バイオマス発電合同会社」(東京都港区)を10月11日付で設立し、室蘭市の東燃ゼネラルの遊休地に出力7.49万kWのバイオマス発電設備を建設する。新設備は循環流動層ボイラー、再熱式復水タービンなどで構成し、主にパームヤシ殻など木質バイオマス専焼となる。
 
 新設備は、木質バイオマス専焼の発電設備としては国内最大級の設備で、東燃ゼネラルが蓄積した電源開発のノウハウと、日揮の発電事業と発電設備の設計、建設のノウハウを最大限に活用しながら建設・運営を進める。両社は来年中に着工し、2020年春の稼働を予定している。