2013/04/12 ニュース
楽天、福島県で電力使用削減コスト還元の実証を開始

 

 楽天(東京都品川区)は福島県の平成24年度住宅用太陽光発電高度普及促進復興対策事業(福島実証モデル事業)に選定された太陽光発電協会からの受託事業として、福島県内で太陽光発電の新たな普及モデルとなり得る先進的な事業の有効性を検証する。今年6月までに福島県内へ100件の太陽光発電設備を設置するという。
 
 同事業で、楽天はグローバルエンジニアリング(福岡県古賀市)と、電力の需給が厳しい時に需要家で電力を削減し、ピーク電力を下げるデマンドレスポンス事業収益を福島県に還元。再生可能エネルギーの普及に役立てるコンセプトを検証する。また、店舗や宿泊施設などと共同で、企業の節電・省エネによるエネルギーコスト削減分の一部を太陽光発電支援金として収集。グリーン電力証書の活用などで、一般家庭向けに継続的な支援を実現する新たなマーケティングプラットフォームを構築する。