新電力のイーレックス(東京都中央区)は6月23日、同社などが福岡県豊前市で計画しているバイオマス発電事業の実現可能性調査が同日の時点で終わっていないと発表した。今月末をめどに、関係会社間で意思決定する方向で検討してきたが、各種の評価などで時間がかかっているためだという。同社など4社は9月に最終協議を実施し、意思決定を行う予定だが、意思決定時期の延期は昨年から数えて今回が3回目となる。 同社は九電みらいエナジー(福岡市)とともにスポンサーを務めているが、プロジェクト・ファイナンスを活用した事業リスクを軽減するため、今は主要なプロジェクト契約などで最終調整を行っている。今後はデュー・デリジェンスの完了、数件のプロジェクト契約の締結、金融機関との調整などを行っていく。この案件には両社のほか九州高圧コンクリート工業(同)、豊前開発環境エネルギー(豊前市)が参加している。
2016/06/24 ニュース
バイオマス発電事業の出資者間調整が停滞 イーレックス
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2016/06/22
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