2016/05/23 ニュース
三菱商事など、秋田市に約6.6万kWの風力発電設備を建設
 ウェンティ・ジャパン、三菱商事、中部電力系のシーテックは5月30日、秋田県潟上市~秋田市に出力約6.6万kWの風力発電設備を建設すると発表した。この新設備「秋田潟上ウインドファーム」は3MW級の風車22基で構成され、年間発電量は約14万2000MWhに上るという。9月に着工し、2019年前半には稼働する予定で、発電する電力は東北電力に売電する。
 
 3社はこの事業のため、発電事業会社「秋田潟上ウインドファーム合同会社」を設立した。出資比率はウェンティ・ジャパンが51%、三菱商事パワーが43.9%、シーテックは5.1%となっている。この案件は、秋田県が実施した県有保安林での風力発電事業の公募案件で、事業用地は男鹿半島に近く風況もよいという。