2016/04/27 ニュース
住友重機械、山口県で112MWのバイオマス発電設備を受注
 住友重機械工業は4月26日、バイオマス・石炭混焼発電設備(発電端出力112MW)の建設工事を受注したと発表した。エア・ウォーターと中国電力が設立した発電目的会社、エア・ウォーター&エネルギア・パワー山口から受注したもので、山口県防府市に建設する。新設備は、循環流動層ボイラーと蒸気タービンなどで構成され、2019年7月の稼働を目指す。
 
 発電燃料には、椰子殻や県内で収集する間伐材などと石炭を使用し、新設備はバイオマス燃料を最大50%混焼する予定という。同社は、循環流動層ボイラーを用いたバイオマス高混焼発電設備としては、今回の案件が国内最大級だとしている。