2016/03/02 ニュース
神鋼、水素ステーションの検証設備を高砂製作所で着工
 神戸製鋼所は3月1日、約5億円を投じて高砂製作所(兵庫県高砂市)内に「水素ステーション総合テストセンター」を設置すると発表した。この設備は、水素ステーションの実運用に近い形で運転パターンや充填シミュレーションなどを検証するもの。3月中旬の完成を見込んでいる。新設備には高圧水素圧縮機、冷凍機、蓄圧容器など一般的な水素ステーションに用いられる機器類を設置。拡大が見込まれる燃料電池自動車のインフラ市場ニーズに合った製品開発を進める。将来的には、システム全体の検証を実施するために水素製造設備の新設も検討する。