2015/11/13 ニュース
JFEE、ミャンマーで60t/日のごみ焼却発電設備を受注
 JFEエンジニアリングは11月12日、ミャンマー・ヤンゴン市向けのごみ焼却発電設備建設を受注したと発表した。処理能力は60t/日、発電容量は700kWで、年間発電量は約5200MWhという。竣工は平成29年内を予定しており、竣工後はヤンゴン市が運転を行う。CO2排出削減に関する二国間クレジット制度(JCM)制度を活用する、ごみ焼却発電プロジェクトの第1号案件でもある。
 
 この案件は、同社が環境省から受託した「我が国循環産業海外展開事業化促進事業」(平成24~25年)「JCM実現可能性調査」(26年)の結果などが評価され、受注に結び付いた。新設備の稼働で、同国内で不足しがちな電力を補うこと、年間のエネルギー起源CO2排出量が約2400t削減されることなどが期待されている。