横河電機は9月8日、子会社のヨコガワ・アメリカ・ド・スル(サンパウロ市)が仏アレバ傘下のアレバ・リニューアブルズ・ブラジル(AREVA Renewables Brazil)からバイオマス発電設備用の制御システム一式を受注したと発表した。ボルト・エネルジーアスが建設中の設備で、ブラジル北東部バイア州のサンデジデーリオに建設される。
新設備は3系列で、総出力は15万kWとブラジル最大の発電規模だという。燃料には計画栽培されたユーカリを使った木質バイオマスを使用する。この案件では、同社の統合生産制御システム「CENTUM VP」、安全計装システム「ProSafe-RS」などが納入される。またエンジニアリング、据え付け支援と試運転なども行い、平成29年中頃に電力系統への接続が予定されている。