新日鉄住金エンジニアリング営業本部は9月2日、タイとシンガポールにそれぞれ支店を設立すると発表した。東南アジアでの営業を強化するためで、タイ支店はタイのほかミャンマー、マレーシア、ラオスをテリトリーにする。シンガポール支店は、東南アジア全域の統括拠点となる。
同時に、インドの子会社のNippon Steel & Sumikin Engineering India Pvt. Ltdにも全社営業拠点の機能を追加して営業力を強化する。欧州・南米でも駐在員の担当する地域・商品を拡大し事業機会を広げる。同社はタイなどで、コージェネレーションシステムを活用したオンサイト事業の拡大を図ってきたほか、廃棄物処理発電の市場開拓を進めてきている。