大和リースは8月11日、約5億円を投じて大阪府岸和田市の傍示池で建設していた総出力約1MWの大規模太陽光発電設備「DREAM Solarフロート1号@神於山」が竣工したと発表した。新設備は大和ハウス工業がジンコソーラー製の260W型モジュール4016枚を用いて今年4月に着工し、8月10日に竣工させ稼働した。最大出力は約1044kW、年間発電量は約118万520kWhで、同社では約3776万円の年間売電収入を見込む。
新設備は昨年10月に同社と大阪府、岸和田市、傍示池を管理している岸和田市神於山土地改良区が連携協定を締結し、ため池の水面を利用して建設された。発電した電力は関西電力に全量売電されるほか、年間約575t-CO2のCO2削減効果も期待されている。