2015/05/13 ニュース
住友理工、FC部材を製造する新会社を先月設立

 住友理工は5月11日、燃料電池(FC)部材の製造・販売する新会社「住理工FCシール」を先月、全額出資で設立したと発表した。新会社の資本金は4億9500万円で、燃料電池車(FCV)に搭載する燃料電池(FC)部材を製造・販売する。社長には矢野勝久・同社執行役員が就任した。新会社の設立はFC部材の安定的な供給体制を確立するためという、このため同社のFC製造部門で担ってきた生産機能は新会社に集約、事業の拡大と効率化を図る。開発機能は同社内に残し、競争力のある製品の開発に注力する。