三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は5月12日、インドの肥料製造大手社Indian Farmers Fertiliser Cooperative Limited(IFFCO)から熱併給発電プラントをターンキー契約で受注したと発表した。MHPSとして、インドでのターンキー契約受注は今回が初めてという。同社のインド拠点、Mitsubishi Hitachi Power Systems India Private Limited.を通して受注したもので、平成28年7月の稼働を目指す。
受注した発電プラントは、ウッタル・プラデーシュ州のIFFCOフルプール工場内に建設される。出力は2万2000kW、蒸気発生量は60t/時で、H-25ガスタービン、発電機、排熱回収ボイラーなどで構成される。同社はH-25を供給し、周辺機器はMHPS-INDが供給する。さらに部品供給や技術アドバイザーの派遣などで、プラントの安定稼働をサポートしていく予定。