2015/04/08 ニュース
京セラ関連会社、兵庫県で約3MWの水上メガソーラーを稼動
 京セラは4月8日、東京センチュリーリースとの共同出資で設立した京セラTCLソーラー合同会社が建設していた水上設置型の大規模太陽光発電設備が3月30日に稼働したと発表した。兵庫県加東市の西平池に設置した「兵庫・高岡西水上メガソーラー発電所」(出力約1.7MW)と「兵庫・高岡東水上メガソーラー発電所」(同約1.2MW)がそれで、京セラ製255W型モジュールを1万1256枚設置して竣工した。
 
 年間発電量は計約330万kWhを見込む。水上型の設備は▽水上で冷却効果が得られ、地上設置型などより高い発電量が期待できる、▽モジュールが水面を覆うことで、貯水の蒸発量の軽減や藻類の異常発生を防ぐ、▽水上に設置した架台は高密度ポリエチレン製、全量リサイクルが可能、などの特長を持つ。また、西平池の設備は水上型設備としては世界最大の出力規模だという。