2015/04/03 ニュース
日立造船ほか、御殿場市でごみ焼却発電設備を竣工
 日立造船は4月2日、御殿場市で同社など5社の企業グループが小山町広域行政組合向けのごみ焼却発電設備「富士山エコパーク焼却センター」を竣工したと発表した。同組合から152億9398万円で受注していたもので、3月31日に同組合に引き渡し、4月1日から20年間施設の運営・維持管理業務を請け負う。
 
 竣工した設備は処理能力143t/日(71.5t/日×2炉)のストーカ式焼却炉で、ごみの焼却処理で発生する焼却残渣と飛灰を資源化企業委託して全量資源化する。焼却時に発生する熱エネルギーを設備で自家消費する電力、給湯に利用し、余った電力は施設外に供給すると同時に売電に回す。同社以外の企業グループの構成企業は▽Hitz環境サービス、▽ツネイシカムテックス埼玉、▽中央電気工業、▽三重中央開発。