2015/03/06 ニュース
広島ガス、中国電力とバイオマス発電事業で協働へ
 広島ガスと中国電力は3月4日、バイオマス発電事業の環境影響評価手続きに着手すると発表した。両社は共同で、広島ガスの旧海田工場跡地(広島県海田町)に出力10万kW級のバイオマス発電設備を建設・運営する発電事業の事業可能性を検討している。今後、平成27年度中に広島県環境影響評価条例に基づく方法書、平成28年度中に評価書をそれぞれ届け出る意向という。
 
 新設する発電設備はバイオマスと石炭を混焼して発電し、補助燃料に天然ガスを使用する。主燃料の木質バイオマスは、広島県内で発生する未利用材や林地残材、海外の木質系バイオマスなど幅広く活用したいという。