物流大手のDHLジャパン(東京都品川区)は12月15日、12月16日から電気自動車(EV)を集配業務に導入すると発表した。同社の環境保全プログラム「GoGreen」の一環として導入するもので、日産自動車の「e-NV200」を丸の内周辺での集配業務や、通関部門用車両として東京税関との往復に活用する。
「GoGreen」は、親会社のドイツポストDHLが行っている世界各地で環境車両の導入や省エネルギー設備の配置など環境保護の基本方針。世界規模でグループが導入したEVなどは累計で1万1800台に上っているという。日本国内でも、2006年からハイブリッドトラックや自転車などを利用してきており、エコドライブ運転教習や省エネルギー設備の設置なども併せて行っている。